*「あなたが新入りのモーギン・エンバーね」
突然、
ど派手なピンク色の髪をした女子学生が僕に声をかけてきた
モーギン「そうだけど 君は?」
ファバ「あたしはL・ファバ あなたと同じ賢者候補生よ」
モーギン「賢者候補生? 何の話?」
ファバ「やっだ~、あなた何も知らないのね」
*「ファバ、失礼なことを言うんじゃないよ」
後からやって来た
堅物そうな男子学生の名はシメオン・シルバーセーター
僕は彼らからこの魔法の国の成り立ちを教わった
原始魔法、実用魔法、いたずら魔法 この3つの魔法のバランスで世界は安定している
それぞれの魔法を司る3人の賢者たち
ここ「本部」と呼ばれる建物には、次期賢者を目指す多くの学生たちが暮らし、日夜修業に励んでいる
僕もそのひとりということになるらしい
別に賢者になりたいなんて思ってないけどさ
ともあれ、穏やかに日々は過ぎていった
今日のノーム:ここはトイレです 出てってください
0 件のコメント:
コメントを投稿